「アキレス腱」という呼称はギリシャ神話の英雄、アキレスに由来する。アキレスがまだ赤子だったころ、彼の母親によって冥界を流れる神聖なる川、ステュクス川に浸され、その川の力によって不死の肉体を得た。しかし、その時、彼の母はアキレウスの踵を握っていたためそこには水が浸らず、不死身である彼の肉体の唯一の弱点となてしまった。
長じたアキレスはその不死性もあり、ギリシアの軍を率いて大いに活躍するが、戦争にて彼と敵対する陣営にいた弓の神、アポロンによって彼は踵を射られ、戦死してしまう。
こうした逸話から中世以降のヨーロッパ地域ではこのふくらはぎにある腱のことを「アキレス腱」と呼ぶようになったという。
※ギリシア語ではアキレウス、ラテン語ではアキレス。英語読みではアキリーズとなる。
だそうです。(しばらく長いお付き合いとなるアキレス腱について勉強してみました)