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ある時は学会の報告や最新医療技術について。また、ある時はロードレース参加の結果など医療の分野から個人的な趣味の分野と幅広く綴っています。

 

いがらし整形外科 院長:五十嵐晴雄


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2022,10,25,Tuesday
カテゴリー医療分野

昨日、「上越整形外科医会」がありました。 コロナ禍の中、Webでの講演会が多かったのですが、今回は実際に講師の先生を囲んでの開催。

『高齢者における橈骨遠位端骨折の特徴と問題点』 ~
 様々な研究内容の紹介がありました。

この骨折の発症率は人口10万人あたり年間143人。上越市・妙高市だと、年に300人弱くらいでしょうか?
当院でも常に数人の患者さんを治療しています。

この患者さん達の検査をすると、骨密度が低いことと、体内のビタミンDが低いことが特徴だそうです。
ビタミンDが低いと、転倒のリスクが増します。
骨折後に再度転倒して大腿骨骨折<寝たきり・認知症に直結!>など起こさないようにするには、ビタミンDの補充や下肢筋力の訓練をすることが重要です。

骨粗しょう症治療薬もどんどん進歩しており、骨折の無い健康な地域づくりに貢献していきたいと思います。


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