3月5日、新潟県医師会館で「少年野球肘の予防活動」について、新潟リハビリテーションセンター病院院長の山本先生のお話を聴いてきました。(山本先生は元高校球児で、新潟大医学部でも野球部でご活躍されています)
野球肘とは、伸び盛りの小中学球児に発生する障害です。
成長期にひじの軟骨を傷めると、痛みや、屈伸制限などの後遺症を残し、その後野球ができない体になってしまいます。
我慢して投げずに、早期発見することが大切なのですが、スポーツ現場での理解がなかなか得られない中、新潟市周辺の整形外科医とリハビリ療法士がボランティアで根気よく検診を続けてきた結果、投球制限や、連投の禁止、正しい投球動作の指導などの取り組みが地域ぐるみで始まりつつあるとのことでした。
子供たちの肘の障害の早期発見の上で超音波エコー診断装置がとても有用です。
当院
も昨年末エコーを導入しましたので、今後、上越の子供たちのために役立てるよう頑張っていきたいと思いながら帰ってきたしだいです。