ある時は学会の報告や最新医療技術について。また、ある時はロードレース参加の結果など医療の分野から個人的な趣味の分野と幅広く綴っています。
日本体育協会公認スポーツドクターの研修会があり、11月3日、はるばる和歌山市まで行ってきました。 資格更新のため、4年に一回、出席が義務付けられているのです 終日講義を聞いてきましたが、一部ご紹介 『ドーピング防止活動の最新の動向』~オリンピックなど国際大会レベルの選手には、筋肉増強剤や興奮剤などのドーピングが、きびしく禁止されています。 印象的だったのは、ある競技で、かなりの選手が自己血輸血(一度、血液を抜いて保存し、貧血が正常化してから、その血液を自分に戻す)で、持久力Upを図り、まとめて処分されたケースなど! ドーピングで違反すると資格はく奪や、場合によっては、一生涯出場停止などの重い処分が課せられます。 日本では、ドーピング事例はきわめて少ないのですが、風邪で漢方薬を飲んだり、気軽にサプリメントを取ったりでひっかることもあり、 7年後の東京オリンピックに向けて、スポーツ選手にかかわることのある我々も、しっかり勉強しなければ、と思いました。