先日、「関東甲信越整形外科漢方研究会」に出席。
整形領域でも漢方薬の有効なケースがあります。
こむら返り専門の「芍薬甘草湯」や、風邪の引き初めに用いられる「葛根湯」は肩こりにも結構効果があります。
いわゆる鎮痛剤などの西洋薬は「痛み」「発熱」と言った症状に対して、処方されるのに対し、
数ある漢方薬は、さまざまな症状を持った患者さんの、体質や個性に合わせて処方されるので、
「患者さん」の暮らしやからだの全体像を把握する能力が必要のように思われます。
患者さんが楽に過ごしていけるよう、たくさんの漢方を使い分けるにはまだまだ勉強不足だなあと、知らされた会でした。