6月10日に横浜スポーツ整形外科フォーラムに参加してきました。
土曜日は電車
に間に合わせるため、少し早めに外来を切り上げさせてもらい、梅雨入りの中
傘をさしながらの横浜入りでした。
今回の講演から話題をひとつ。
「投球障害肩の診断とリハビリテーション治療」
野球で肩、肘の障害は非常に多く起こります。
特に投球は『全身の運動連鎖』で成り立っているため(肩と肘だけを使って投げるのではなく)体のほかの部位に問題があると、肩やひじにくることがあるとの視点が新鮮でした。
例えば、足首にテーピングした場合や、股関節の開きに制限が起きた場合、肋間筋や広背筋に張りがある場合などなど・・・
してみると、診察の時に肩のみでなく、全身をくまなくチエックすることが必要になってくるので、日々の時間に追われる診療の中でどこまでできるかは難しいのですが、とても参考になる講演でした。